2007年8月16日木曜日

Marjan Pejoski 07FW入荷












Marjan Pejoski 2007 Fall and Winter Collection


2007AWのマラヤン・ペジョスキーが入荷しました!!今期のテーマは吸血鬼!!少し耽美な感じのするマラヤンらしいコレクションだと思います。マラヤンはデビュー当時、第二のアレクサンダーマックイン、と呼ばれた時代があります。なぜ??と思われる方も少なくないのではないでしょうか。実は日本ではこのイメージは非常に薄く、むしろ全く逆のもの、と思われていると個人的には感じています。もちろん今となっては“マラヤン・ペジョスキー風”と、他のブランドの商品でも言われますので、1ジャンルを確立している思いますが、あえていうのであれば、マラヤンペジョスキーとアレキサンダーマックインとの共通点はこのロマンティックで耽美な感じなんです。もちろんマラヤンのほうが世代的に新しいデザイナーですので、今っぽいアプローチだと思いますが、突き詰めて考えるともしかすると確かに似ているのかの知れない、と最近になって思うようになりました。


吸血鬼の題材ですが、普通ならドラキュラをピックアップすると思うのですが、マラヤンの場合は“吸血鬼ノスフェラトゥ”しかも20年代のオリジナルの画像を見つけてTシャツのプリントにしています。実はこの“吸血鬼ノスフェラトゥ”の画像ですが、実は原作本との著作権問題で30年代に全て焼き捨て処分になってるんです。どうやって探したんだろ??しかもヘルツォークとキンスキー版ではなく、ムルナウとマックス・シュレック版と言うのも、やはりマラヤンならではです。
怪俳優マックス・シュレック扮する吸血鬼ノスフェラトゥ、ノスフェラトゥはサイレント映画の巨匠、フリードリッヒ・ヴィルヘルム・ムルナウ監督(Friedrich Wilhelm Murnau, 1888年12月28日 - 1931年3月11日)が、1922年に撮った映画で、「吸血鬼ノスフェラトゥ(Nosferatu, eine Symphonie des Grauens)」 後のドラキュラ映画のさきがけ、ヴェルナー・ヘルツォーク監督は同じく怪俳優であるクラウス・キンスキーを主演にしたリメイク映画も作ってます。マックス・シュレック(1879年-1936年)扮するノスフェラトゥは鋭い前歯を持ち一本も髪の毛の無い特異な風貌です。一般に知られる吸血鬼のイメージが鋭い犬歯を持ちコウモリやオオカミを思わせるのに対し、ノスフェラトゥはネズミを連想させます。なお、一般の吸血鬼の風説とは逆に、"Nosferatu"という言葉はヴァンパイヤや不死者などを意味していません。この言葉は本来、"nosfur-atu"という古代スロヴァキアの言葉で、この言葉自体もギリシャ語で「病気を含んだ」を意味するνοσοφοροςが由来です。 西ヨーロッパの人々に、ヴァンパイアは病気を運んでくるものと見なされていたことを考慮すれば、この説は十分に納得がいきます。


【映画あらすじ】

ブレーメンで妻エレンと幸福な結婚生活を送っているフッターは、家屋周旋屋クノックの従業員である。彼はある日、ノスフェラトゥと称される神秘的なオルロック伯爵のところへ、売買契約を結ぶために派遣される。すでに旅の途中で、フッターは奇妙な幽霊の出現に出会う。トランシルヴァニアの住民たちはこの旅行者に、「幻の国」に用心するよう警告する。フッターはそれを気にかけず、城に到着した後、伯爵を探して神秘的な城中を歩き回る。オルロックは夜の時間に彼を迎え、売買契約にサインする。翌朝フッターは、自分の首に2つの赤い傷跡を発見する。次の夜オルロックは、その若い男に近づいて、血を吸おうとする。悪夢にうなされてエレンが、ブレーメンで目を覚ます。彼女は夫の名前を呼ぶ。彼女の叫び声は吸血鬼ノスフェラトゥに迫り、彼は自分の犠牲者を手離すほかはない。ノスフェラトゥはけがれた土を一杯に詰めた棺を持って、城を去る。フッターは逃げる。慈悲深い人達がこの疲れ果てた男を見つけ、看病して元気にしてやる。ノスフェラトゥはフッターより先に、ブレーメンへ向って急いだ。彼が姿を現わす所には、ペストが広まる。不気味な積み荷を乗せた帆船上では、水夫が次々に死ぬ。ブレーメンに着いた時、死んだ船長がかじにしばりつけられ、首に赤い傷跡をつけられた姿で発見される。医者は、ペストが町中に広まっているのを確認する。フッターもブレーメンに着いた。エレンは彼の手荷物の中に吸血鬼の本を見つけ、ことの次第を感じ取る。その本は、清らかな心を持った女性なら吸血鬼を防げて、夜明け前にけがれた土の棺に戻れないようにすることができると、述べている。ノスフェラトゥはエレンの窓に向かい合った家に入った。エレンはこの怪物を招待して自分の所へ来させ、彼に首を差し出す。朝日がさして吸血鬼をくずれさせ、塵に戻す。医者を連れてエレンの所へ急いで来たフッターは、瀕死の状態にある妻を見つける。怪物の仲間のクノックは、親分と同じ時に精神病院で死ぬ。


Marjan Pejoski 2007 Fall and Winter CollectionはDOSHABURIオンラインストアにて販売中!

http://doshaburi.shop4.makeshop.jp/shopbrand/009/004/X/

0 件のコメント: