2007年7月28日土曜日

07FW Fan of Wendy&Jim入荷





Fan of Wendy and Jim 2007 Fall and Winter Collection Fan T-shirt

2008AW Fan of Wendy&JimのTシャツが入荷です!!
とりあえずTシャツラインのFANラインからの入荷、2008SSからはFANラインはなくなるんで、今期が最後のFan of Wendy&Jimとなってしまいます。

日本語でWendy&Jimで検索してみると意外とインフォメーションが少ない!!ので少しだけ紹介しちゃいます。1998年オーストリアを拠点に活動するヘルマン・ファンクハウザーとヘルガ・シャニアが立ち上げたブランド。ファッションにインテリアや建築の要素などを取り入れるなど独特のプレゼンテーションを各都市で発表。特に有名なのは東京とスペイン ビルバオでの人間の体を使った家具のプレゼンテーションです。

2人とも多才なデザイナーで、ヘルマン・ファンクハウザーは今現在ヴェロニク・ブランキーノとともにTHE UNIVERSITY OF APPLIED ARTS VIENNAで講師を。ヘルマンはヴェロニクのことをコラボレーターと言っているぐらいなので、ヴェロニクのほうもおそらく何かしらのプロジェクトを共同で行っている様子。

ちなみにTHE UNIVERSITY OF APPLIED ARTS VIENNAは2人の卒業校で、そのときの講師はヴィヴィアン・ウェストウッドやヘルムート・ラング、ジャンシャルル・ド・カステルバジャック、その後はラフ・シモンズが講師をしていて、そのときの生徒がペーター・ペトロフです。

一方ヘルガ・シャニアはもともとTHE UNIVERSITY OF APPLIED ARTS VIENNAでは建築を専攻、Wendy&JimのほかにはGregor Pirouziとアートデレクターとしてしも活躍中です。

この2人、ものすごくステキなんです!!!2人のMySpaceのURLを載せたのでぜひ見てみてください!(トップページの写真が本人たちです。)

ヘルマン  http://www.myspace.com/wendyandjim
ヘルガ   http://www.myspace.com/helgold

ウェンディ&ジムといえば、“ウィットに満ちたデザイン” と、よく形容されちゃったりしてますが、大人のウィットなんですよ。セクシーで、知的で、アーティスティックな大人のいたずら的なウィット!!
前にベルリンファッションウィークのWendy&Jimのショーに呼ばれた時は、なんと!ヘルマン本人がDJ!!ショーと、DJブース、見ていた時間は同じぐらいだったと思います。
雰囲気のある人というか、存在感がある人というか、独特の感じのする人でした。日本では、名前だけが先行していてWendy&Jim自体の個性というか、どういうブランドかがあまり知られていないような気がするんで、個人的には、も~っと深く理解してもらいたい大好きなブランドです!!


こちらのWendy and JimのFan T-shitはDOSHABURIオンラインストアで販売中!

http://doshaburi.shop4.makeshop.jp/shopbrand/020/002/X/


●サイズ:Large/XL/XXL ●13000円+送料別途

★かなりタイトにデザインされているため、サイズは普段着ているサイズのワンサイズアップか2サイズアップをおすすめします。

2007年7月27日金曜日

LVC 67505 RIGID 入荷!




Levis Vintage Clothing Fall and Winter Collection 1967 505 Jean RIGID


2007AW、505のリジットが発売になりました。全体的に細身のシルエットで、リーバイスジーンズと
しては今っぽい(?)505、特に,極端に細いのはイヤだけど…、という方にお勧めです。

アメリカ製ならではのMade in U.S.Aの刻印がパッチに入っているタイプ、日本製の505にはもちろん
付けられないディテールです。品番もオリジナル同様505-0217。02がプリシュランク、17が未洗い
(リジット)の意味ですね。

ところで、プリシュランクはリーバイスの特有の呼び方で、リーバイス公表ではコーンミルズ社と
共同で2年間かけて開発したものらしいです。既存の防縮加工にはサンフォライズドというのがあるの
ですが、1928年にサンフォード・L・クルエットが発明し、1933年にクルエット・ピーボディ社が特許
を取ったということ。WranglerとLeeのジーンズに使われています。

サンフォライズは生地に一定の水分を与え、サンフォライズ加工機により強制的に収縮させながら
安定化させるという手法が取られるそうで、プリシュランクはプロセス686という工程を経て、いまだに
リーバイスの防縮加工の手法は秘密とされているようです。

いいですね、プロセス686、特殊プロジェクトっぽくてかっこいい!!“あっ、スミス君、例の
プロセス686の件だけど…”とか言ってみたい!!しかもギャランティチケットにも大きくProcess686と
書いてあります。内容を公表しないのにわざわざProcess686、きっと語感が気に入ってカッコいいと
思っているに違いありません(妄想)。大体においてLevi'sは自己主張が多すぎ、パッと右バックポケット
を見るだけでも、10個以上Levi'sって書いてあります(真剣に数える気なし!)。これもアメリカブランド
っぽいところですね。




●紙パッチはMede in U.S.Aの表記付き、リジットのリーバイス商品の特徴、右バックポケット部分は
ゴチャゴチャといろいろ付いていてたまりません。フラッシャータグなどだけのコレクターもいるそう。




●均等なアーキュエイトステッチ、赤セルビッチ、バックポケットはシングルステッチです。




●クロッチ部分のステッチはカクッと。フロントボタンはまだピカピカ、使い込むと酸化して味が出てきます。
コインポケットとスレーキの内側。




●Talon社製ジッパー搭載!!タブは大き目のものです。リベットもまだピカピカ、アメリカ製の内タグです。




●付属品と、紙パッチ拡大図、やっぱりMade in U.S.Aはリーバイスのシンボルでしょう。


こちらの67505RIGIDはDOSHABURI オンラインストアにて販売中です!

http://doshaburi.shop4.makeshop.jp/shopdetail/007005000005/product/

2007年7月25日水曜日

SWD2007FW 入荷!



SWD(Skyward) 2007Fall&Winter 入荷!

【SWD/Skyward】
スウェーデン発、若干25歳の女の子デザイナー Annika Begerが手がけるSky Ward(SWD)。
秋冬物なんですが、7月の入荷1週間で、なんとジャケット類は完売になっちゃいました!!


トップが巨大!!物凄いボリューム!!ボトムが細身で、特にTシャツはレーヨンの重た目の生地が使われているんで、動いたときのドレープ感がとてもキレイ!体の動きにあわせて、Tシャツがフワリとゆれる感じになります。

写真は男の子が着ていますがユニセックスですので女の子が着た場合、ワンピースのように着ていただく感じ。身幅がタップリありますので袖は手首がぐらいになります。


個人的にはかなり気に入っているブランドで、スウェーデン期待の新人です!!


2007秋冬が初コレクションなんですが、パリ、ロンドンのKokon To Zai, ニューヨークのSeven、コペンハーゲンのHenrick Vibskov Store等多くの有名店で扱われてるブランドです。6月にはKCTV主催のパーティもあり(パーティーの模様は

こちら→ www.kctv.co.uk/events/ 待客が250人、IDマガジンのスタイリストやその他もろもろのロンドンのパーティピープルが集まった様子。



内にはストックホルム、ニューヨーク、東京でもパーティも企画中ということで、来年の6月バルセロナSonarフェスティバルにあわせて、バルセロナでDOSHABURIと共同でパーティも企画しています。 Annika本人もDJで参加予定なんで、来年のSonarの時期は日本から遊びに来ませんか!!



●SWD EDVIN着用写真→ 

http://www.doshaburi.com/sw07fw/sw09.jpg

●SWD HUGE TEE BETHNAL着用写真→ http://www.doshaburi.com/sw07fw/sw06.jpg  

●SWD HUGE TEE CMYK着用写真→ http://www.doshaburi.com/sw07fw/sw03.jpg

More Photo → http://www.doshaburi.com/sw07fw/01sw.html


その他のTシャツやBagなどSWDの商品はDOSHABURIオンラインストアにて販売中です!
http://doshaburi.shop4.makeshop.jp/shopbrand/024/X/

2007年7月22日日曜日

LVC2007FW 1905 209 Celebration Overall入荷!
















LVC2007FW Levi's Vintage Clothing Lomited Edition
1905 209 Celebration Overall入荷!

2007AW、リーバイスヨーロッパ、LVCのデリバリーが始まりました!! 
今期リミテッドエディションはオーバーオール!!209というLotナンバーが付くモデルで
1905のモデルとされています。
本当のことを言うと、ココまで古いモデルになるとリーバイス専属の歴史家の方でも
正確な年代はわからないのだそう。以前、リーバイス歴史資料室の室長である
リン・ダウニー女史がバルセロナにやってきた時、リーバイス・スペインにお願いして
30分ほどインタビューさせてもらったのですが、日本の雑誌や本などで、
このディテールはこの年代、などと書いてあるものも、実は正確に全て当てはまるもの
ではないのだそうです。

特に創世記のリーバイスに関しては、見つかるもの全て違うディテールを持っていて、
たとえば5つ中3つが同じディテールを持っていれば年表にはそのように載せるそうです。


このリミテッドエディションに関しては、アメリカサンフランシスコにある歴史資料室から
リーバイス歴史家のスタシア・フィンクによって手荷物で運ばれ、世界有数の
ヴィンテージスペシャリストによって再現されたモデルです。




●フロントポケットには鍵やコインなどを入れたとき特有の当たりが付いています。
裾には作業中に付いたと思われるペンキの跡が残っています。


















●世界限定296本のシリアルナンバー、No2デニムのリネンパッチは腰の中央に付きます。


















●バックポケット裏はテンションの細かいシングルステッチ、セルビッチは白です。


















●バックポケットはもちろん補強用のリベットがむき出し、アーキュエイトステッチの
テンションも細かいものが使われています。創世記のリーバイスにために見かける
ツールポケット、フロントボタンは真ん中が凹字上になっているものが使われています。


















● サスペンダー裏のゴムの部分には、LevisStraussと細かく文字が入っています。
そしてそのゴムのクロスする部分には、特徴的な巨大リベット。フロント肩の調整用の
金具はピン張りが使われています。リベットは打ち抜き方です。


















●ウェストの内側にも白セルビッチ、アメリカ製の表記タグ、たたきは裏から当て布がされています。


















●ドーナツボタンと、ゴム部分の拡大図。


















● 付属するキャンバス地の専用バッグ。もちろんMade in USAです!


















DOSHABURI オンラインストアにて販売中!
http://doshaburi.shop4.makeshop.jp/shopdetail/007005000008/product/

2007年7月20日金曜日

2008S/S Bernhard Willhelm














2008 Spring/Summer ベルンハルト・ウィルヘルム


2008スプリングサマーの展示会がスタート!!
2008SSベルンハルト・ウィルヘルム、メンズは、本当に大丈夫??

とたずねたくなるほど過激!
パリのメンズファッションウィークではファッションショーの形式を取らず、
写真展でプレゼンテーションをしています。
ムキムキ、セクシー系!!ちょっとエッチな感じ。

2007AWから、ベルギー生産に戻ってくるベルンハルト・ウィルヘルム メンズライン、
2005年SSから2007SSまでは日本生産で、ご存知のとおりヨーロッパと日本の
価格が逆転現象が起こったわけです。
日本生産の間、ヨーロッパでの販売店舗はわずか10店舗前後だったのでは?
送料の問題や、関税の問題から取扱店が一気に減ったのです。
当然、日本では価格が下がり、もちろんセールスは絶好調!
マーケットの大きさから考えれば、ダントツ日本が一番でした。
ところが、ベルンハルト ウィルヘルム自体ヨーロッパのブランドなのに、
と言うのがヨーロッパのファンの本音、日本に身売りしちゃったの?
という感じでした。

そこは、さすがベルン!!ヨーロッパでのファンに前のように着てもらう為に、
生産をベルギーに戻したんです。当然、日本の会社との衝突のあったようで、
一時期はメンズラインはなくなるのではないか、というウワサも流れました。
すったもんだありまして、ギリギリの時期にベルギーで作ることになったので、

工場やシステムがシッカリと準備が出来なかったので、コストもかかってしまうことに…。
実はヨーロッパでの販売価格も全然安くなっていない(むしろ高い!)のですが、
日本という足かせが外れた分、デザインがすごい!!


かなり自由になった印象を受けました。
そういったベルンのお金主義ではない姿勢が多くのバイヤーを共感させ、ヨーロッパでは
パリ、ロンドンのKokon To ZaiやベルリンApartmentのような、日本生産の間
取り扱っていなかったショップが取り扱うようになります。

基本的にユニセックスなイメージが強いブランドで、ウィメンズを男の子が着たり、
メンズを女の子が着ても大丈夫なブランドなので、ファンにとってはヨーロッパラインと
日本ラインが出来るような感じになるんじゃないでしょうか。
コレクションの内容、過激さから考ええるとMen'sがエクスクルーシヴラインで、
ウィメンズがコマーシャルラインという感じになっていくと思います。

ショールームにベルンハルト ウィルヘルム、デザイナー本人がたまたま

いらっしゃったので、プレゼンテーションについて聞いてみると、 ファッションショーは
お金がかかりすぎるので、ボクみたいな若いデザイナーは…
みたいに言ってっていました。
もっと新しいブランドを山ほど扱っている私としては、もうかなり長くやってるじゃないですか、
というと、いやいや、まだまだ、という感じの答え。
天才とまで言われるデザイナーにもかかわらず、さらに上を目指すデザイナー。
久しぶりに自分自身が引き締められる思いがしました。
買い付けなどもデザイナー本人から、色々と助言いただき本当に感謝感激!

さてさて8月にはDOSAHBURIにも2007AWが入荷予定!!新しく生まれ変わった
ベルンハルト ウィルヘルムを乞うご期待!!








●ベルンの写真展の模様
















●こちらもベルンの写真展の模様















●ベルンの写真展を訪れる方がた